■ 1 大学院入試までの道のり
これは私の体験談です。参考になるかどうかはわかりませんが。
■ 1-1 大学1年生
遊ぶ、飲む、バイト(小洒落た飲食店のホール)に明け暮れる。漠然と大学院に進学したいと思うが、準備するのはまだ早いと思って何もしない。そこそこ講義に出て、後は遊んでばかり。深夜まで友達の家で遊んでいたため、当時の交際相手によく怒られた。
■ 1-2 大学2年生
基本的には、大学1年生と同じ。遊ぶ、飲む、バイトする。ただ、バイトがおもしろくなり、バイトの比重が高まる。プライドをかけて仕事をすることの意味ややりがいをここで学ぶ。
もちろん、ここでも院試に向けての勉強をしていない。する必要性を感じない。大学の講義は、寝ることと、本(心理学ではない)を読むことで消費する。もちろん、心理学の知識はほとんどない。追試にならない程度に一応は単位を取得する。
■ 1-3-1 大学3年生
バイト先が移転することをきっかけにバイトを止め、奨学金を受け取りながら、院試に向けた「勉強をする」という決意をする。決意だけする。実際は何もしない。株式投資に出会い、自分がいかに金持ちになるかについてばかり考える(回避行動)。
後期になり、大学院に進学するのにこのままではマズイかもしれないと判断し、知り合いの院生に大学院入試の話を聞き、過去問を貰う。全然わからなかったが、「ま、いっか」と思う。
■ 1-3-2 大学3年の冬休み(後期の学期末試験後)
大学院試験に取り組み始める。休み期間中でも大学は開いていたので、最上階のラウンジで、パンをかじりながらコツコツと勉強を始める。ジンバルドーの心理学から取り組み始めるが、想像していたよりも心理学の知識不足に戸惑う。「やばいなあ」と思い、やれやれと言う。
とはいうものの、残り1年残っているため、思いのほか余裕な自分もいた。
■ 1-4-1 大学4年生の4月
これはさすがにまずいと思い、院試に向けて「まじめに」勉強し始めるが、全然できない自分を実感する。大学1年のころから、きちんと勉強しておけばと本気で後悔する。
不安が高まり、それを低減させるためにTVゲーム(当時はPS2)に逃げる。
※このとき、大学院についての情報を集め始めるが、全くないことに気付いた。このことが、後にこの「臨床心理学にいる」を立ち上げるきっかけになる。大学院受験について、少しくらい情報載せとけよと、しみじみ思う。
■ 1-4-2 大学4年生の5月
大学院入試は心理学と英語だったので、得意な英語から取り組み始める。ヒルガードの心理学を、1日10ページを目途に訳し続け、10日目に英語は「問題ない」と思って止める。これ以降、心理学英単語の暗記と、毎日ヒルガードの心理学の音読1時間以外はしていない。英語の偏差値が60を超えていたことが役に立つ。予備校時代の英語の先生に感謝。
次に心理学。とりあえず、どう勉強すればいいのか考えるのが面倒なので、予備校に見学に行くが、やっていることは(自分の見学したところは)「大学院生のバイト」授業であったため、呆れ、独学で進むことに決める。
「さて、本でもそろえるか」と思って本屋に行くが、心理学に関する本がたくさんありすぎて、どれがいいのか全く分からず「ぼーぜん」とする。とりあえず立ち読みして、使えると思った本を片っ端から購入する(→詳細は「おすすめ書籍 本のレビュー」で)。
本を購入して安心しているうちに、5月が終わりかけのことに気が付く。でも、「まだまだあるし」とどこかで思い、「夏休みにやればなんとかなる」と思いこむ。
■ 1-4-3 大学4年生の6月上旬
大学1年に戻って勉強したい、本気で思う。
大学院入試に対する不安は高まるが、危機感は生まれず、毎日のようにダラダラ過ごす日々が続く。「英語は問題ない。心理学を何とかすれば、何とかなる」と思い込む。「不安が高まる時期」と「どうでもよくなる時期」が、「1」:「5」くらいの割合で交互に訪れる。
※これを書きながら、不安になるくらいなら、すぐに勉強すればいいのにと思ってしまう。
■ 1-4-4 大学4年生の6月下旬
そろそろ本当にまずいことになると思い、本格的に勉強をはじめる。卒論は秋の大学院入試が終わってから着手することに決め、図書館に通うようになる。
しかし、主体性のなさが発揮され、友人の誘惑には打ち勝てず、誘われるがまま遊びつつ、だらだらと勉強を続ける。週に3日遊び、3日勉強(10時間程度)、1日休むと行ったペースが続く。メリハリの聞いた勉強スタイルと思いこむ。
心理学については、どのように勉強したらいいのかわからず、とりあえず使えると判断した参考書をノートにまとめはじめる。夏までに終え、夏は暗記に取りかかると決意する。そのとき作り始めたのが、このサイトの原案である。
■ 1-4-5 大学4年生の7月
ゼミで卒論計画について全く発表していなかったので、教授に怒鳴られる。さすがに、3週連続「今、調べています」はマズかったぽい。でも、夏休みは近いからと、残りのゼミは全て休むことに決める。
本格的な勉強を開始する。家では集中できないので、大学を利用する。とりあえず友人関係を「勉強したいから」と全て断ると心に決めたが、実際はムリでそこそこ遊ぶ。
だいたい朝10時ぐらいに大学に到着し、夜の8時過ぎまで勉強する。日曜日以外、これを繰り返す。もちろん家に帰ってきてからは、風呂で音読を1時間継続する。ただ誘因には勝てず(勝つ気がないのかもしれないが)、時々友人と遊んだりして過ごす。
ほぼノートは完成。
このとき、研究計画書というものの存在を思い出し、興味ある論文を参考にしながら取りかかる。院生に見てもらい、面接時の突っ込みどころと、その答えを聞いておく。この院生のおかげで、私はとてもリラックスして面接に臨むことができたように思う。
■ 1-4-6 大学4年生の8月
引き続き7月と同様、内外の誘因と戦いながら勉強を継続する。物理的に無理なときはもちろんあるが、できるかぎり続ける。
大学院試験では「論述が重視される」ことを知り、論述の勉強をはじめる。はじめは200字程度かくのでやっとだったが、だんだんコツがわかってくる。
■ 1-4-7 大学4年生の9月から
9月上旬は自分のペースで勉強することができたが、下旬から後期授業始まって生徒が増え、思うように勉強できなくなる。イライラするので、家で勉強することに切り替える。
で、テストに至る。
■ 2-1 大学院入学試験
試験前、自分が1時間に何文字書けるか計算し、逆算して時間配分を決める。
※例えば、10分で約400文字を記述できると仮定すると、60分では約2400文字を記述することができる。これに緊張という要因を計算に入れ、試験中に要求される文字数(解答用紙の80%)を数えし、自分にどれだけ「考える」時間があるかを導き出す。取れるものを、取り逃がしてはならない。
英語は、余裕で全部解答する。全く問題なし。
心理学は、解答が思い浮かべない問題もあったが、論理的な文章を組み立て、そこそこの文章を組み立てる。
面接は、いつもはそろわない教授がそろっていたので、焦ったが、礼儀正しく、落ち着いて、答える。今考えると、適切ではない解答もあったが、熱意は伝わったのかと。
結果、3校合格する。
そして、院生になり、公務員となる。
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