臨床心理学概論 001 臨床心理学の歴史
■ 1: 臨床心理学の歴史 ■
臨床心理学は、基本的に個人の人格ないし適応上の困難を取り扱う心理学の一領域として理解されている。臨床心理学という名称は、19世紀末に心理学クリニック(ペンシルバニア大学)をはじめたアメリカのウィットマーにはじまる。
その後、心理テスト、児童や非行少年の指導、その他多くの心理学実践を背景にもちつつ、精神医学その他の隣接領域と協力して発展してきた。
19世紀後半から20世紀にかけて、
・ゴールトンの個人差の測定
・キャッテルのメンタル・テスト作成
・ビネーの知能検査の開発
により個人の能力の測定、鑑別などの実際研究の領域が大きく進展。
一方、身体症状が心理的原因によることに着目したフロイトは、精神分析理論の提唱に至る。
1930年代になるとナチスによるユダヤ人弾圧の影響を受け、多くの精神分析学者や心理学者がアメリカに移住。
さらにコロンビア大学に臨床心理学者育成コースが開設されることにより、アメリカが臨床心理学の中心地となる。
【キーワード】
●ウィットマー
●ペンシルヴァニア大学に心理クリニック開設
●コロンビア大学に臨床心理学者育成コース開設
●アメリカが臨床心理学の中心地
Ver1.2
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