臨床心理学概論 003 ユング心理学
■ 3: ユング心理学 ■
フロイトから離反し、中年期の危機の体験から分析心理学を確立。ユングは心を
・意識
・無意識
に分け、さらに無意識を
・個人的無意識
・集合的無意識
に分けた。
個人的無意識とは、フロイトのいう無意識のこと。個人の行動を左右し、思考や感情の方向付けに大きな影響を与えながらも、本人には自覚されない心的過程。
一方、集合的無意識とは、人間だけでなく動物にも共通する個人の心の基盤のこと。この内容は、神話、夢、精神病者の妄想などに共通して認められる。
【キーワード】
●中年期の危機
●抑圧・忘却
●コンプレックス
▼追記
ユングはフロイトとともに今世紀初頭から精神分析学の発展に貢献したが、無意識の考え方をめぐり対立し、ユングは自分の精神分析を分析心理学とよんでフロイトの精神分析と区別した。ユングによると、無意識は2つの種類の内容から成り立っていると仮定する。それは個人的無意識と集合的無意識である。
・個人的無意識とは、個人が一度体験し、その後忘却、抑圧されたもの
・集合的無意識とは、人類に共通なもので決して意識化されたことのないもの。
フロイトとの対立は、この集合的無意識をめぐり勃発した。
分析心理学でのキーポイントはこれらの無意識の他に以下のものが挙げられる。
・元型
・ペルソナ
・影
・補償
ver1.2
| 固定リンク
「第02回 臨床心理学概論」カテゴリの記事
- 臨床心理学概論 005 病因論(2004.09.08)
- 臨床心理学概論 006 子どもの発達障害・情緒障害(2004.09.08)
- 臨床心理学概論 007 青年・成人の障害(2004.09.08)
- 臨床心理学概論 002 精神分析(2004.09.08)
- 臨床心理学概論 003 ユング心理学(2004.09.08)
コメント
追記のところにある
「今世紀初頭」という記述は改めたほうが良いのではないでしょうか?
投稿: みお | 2006.02.08 23:06