心理アセスメント 024 モーズレイ人格目録(MPI)
■ 6: モーズレイ人格目録(MPI:Maudsley personality inventory) ■
▼ 1: 概論
アイゼンク(1959年)によって作成された目録式人格検査(質問紙検査)。
モーズレイは、アイゼンクが所属した病院の名前。
個人の性格を社会性に関連する「外向性-内向性」次元(E尺度)と、情緒の安定性に関わる「神経症傾向」(N尺度)の2次元から解釈する。虚偽的な回答の有無を判断する項目(L尺度)も含まれる。全80項目で、回答形式は3件法。
年齢や生別、知能の違いによる誤差が少なく、信頼度の高い検査。集団実施も可能で、検査時間は約30分と労力も少ない。
・「外向性-内向性」:E(extraversion)尺度
・「神経症傾向」:N(neuroticism)尺度
・虚偽尺度:L尺度
▼ 2: 分析・診断
性格および行動傾向を診断。
▼ 補足: アイゼンク
アイゼンクは、パーソナリティを外向性、内向性、神経症傾向といった因子で説明可能であるとしてMPIを作成し、後に精神病質傾向を加えてEPIを作成した。
アイゼンクは、個別的反応水準、習慣的反応水準、特性水準、類型水準から構成されるパーソナリティ構造を仮定し、類型論と特性論の統合を図った。
※現在特性論は、ビック・ファイブ(Big Five)をよばれる5つの主要なパーソナリティ特性を認める立場に収束しつつある。
1.神経症傾向
2.外向性
3.開放性
4.調和性
5.誠実性
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