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発達心理学・発達臨床 32 遊戯療法の理論と意義

▼ 3: プレイ・セラピーの理論
精神分析的遊戯療法は、A. フロイトとクラインとの間で立場は異なる。A. フロイトは、教育的配慮や家族への教育的指導などを重視した。それに対し、クラインは遊びを自由連想と同様に捉えて解釈を与えることや乳児期の母子関係を重視した。両者は激しく対立。

児童中心的遊戯療法は、ロジャースの弟子であったアクスラインを基調とする流れであり、多くの遊戯療法がこの流れに基づいている。子どもの持つ潜在的な力を信頼し、遊びを通して自ら成長していくことを重視する立場。

▼ 4: 遊びの治療的意義
大人とは異なり、心理療法の導入に当たって来談意欲を持たない子どもは、遊びを媒介とすることによって、その楽しさを求めて来談するようになる。そして治療者との間にポジティブな関係を結ぶことが出来る(関係の絆としての遊び)。子どもは言葉の代わりに遊びを表現の媒体に使うことに長けている。遊びは言葉の代わりとして用いられ、言葉ではとても表現し尽くせないような感情が、むしろ遊びの中では生き生きと象徴的に表される(表現の手段としての遊び)。遊びは鬱屈、鬱積した感情を発散させ、それだけで精神的な健康を回復させる働きをもつ(カタルシスとしての遊び)。遊びを通じて、子どもは自我成長に必要な様々な体験を直接ないし擬似的に得ることが出来る(体験としての遊び)。

【キーワード】
●精神分析的遊戯療法
●A. フロイト
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●表現の手段としての遊び
●表現の手段としての遊び
●カタルシスとしての遊び
●体験としての遊び
 

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