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心理学用語集・基礎 035 レミニセンス

■ 心理学用語集・基礎 035 レミニセンス ■

一般に、記憶実験では学習直後から時間の経過に比例して、成績は下降する(エビングハウスの忘却曲線)。しかし、条件によっては、一定時間後の方が成績の良い場合がある。これをレミニセンスという。

このレミニセンスには、バラード=ウィリアムズ現象とワード=ホヴランド現象の2種類ある。1つ目のバラード=ウィリアムズ現象とは、詩や散文などの有意味語を記憶した場合で2~3日後の方が、保持成績が優れている。一方、2つ目のワード=ボヴランド現象とは、無意味綴りの記憶において、記憶直後よりも数分後の方が、記憶成績が良い。

このレミニセンスは、集中して学習する集中学習よりも、休みを入れながら学習する分散学習の方が効果的であるとする根拠となっている。

※時間がたった後の方が、思い出せるという現象。

■キーワード
▼定義
一般に、記憶実験における遂行成績は、学習直後から時間の経過とともに低下するが、条件によっては学習直後より一定時間後の方が、成績がよい。これをレミニセンスと呼ぶ。レミニセンスには、有意味材料の記憶で数日程度の長い時間間隔で生じる「バラード=ウィリアムズ現象」と、無意味材料の記憶や運動学習で数分程度の比較的短い時間間隔で生起する「ワード=ホヴランド現象」がある。

レミニセンスは、新行動主義者のハルが提唱する反応性抑制で説明できる。反復学習により、学習と同時に蓄積した抑制効果が、休憩等の時間経過によって減少し、記憶成績が向上する。

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