知覚・認知心理学 16 アトキンソンとシフリンのモデル
■ 6: アトキンソンとシフリンのモデル ■
アトキンソンとシフリンの記憶モデル(ボックスモデル)は、感覚記憶、短期記憶、長期記憶に区分される。
感覚記憶とは、知覚された情報をそのまま保持する記憶で、その保持時間は視覚情報の場合数百ミリ以内(1秒以下)、聴覚情報の場合は数秒以内。また、視覚系ではアイコニック記憶あるいは視覚情報保存、聴覚系ではエコーイック記憶とよばれる。感覚記憶に保持された情報の中で注意を向けられた情報は符号化され、一時的に短期記憶に貯蔵される。
短期記憶の容量には限界があり、その容量は記憶範囲検査によって測定される。記憶範囲検査では、数や文字の系列を聴覚的に呈示し、直後にそれを順序通りに再生させる。この検査によって測定される記憶範囲は、成人の場合でも7±2程度に留まる。
ミラーはこれを「マジカルナンバー7」と呼び、短期記憶において一度に処理できる最大の情報量とした。また、短期記憶は保持時間にも限界があり、通常15から30秒程度。従って、短期記憶に保持されている情報は、この保持時間中にリハーサルがなされなければ忘却される。
アトキンソンとシフリンはリハーサルが繰り返されることで情報が保持され、保持された時間が長いほど、その情報が長期記憶に転送される確率が高まると仮定した。長期記憶はほぼ無限の容量を持つ永続的な記憶。
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●ほぼ無限・永続的
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コメント
アトキンソンとシフリンのモデルと二重貯蔵モデルの大きな違いとは何でしょうか?
私には同じように感じたのですが・・・・・。
投稿: Pon | 2004.12.06 14:00
Ponさんが感じた通り、アトキンソンとシフリンのモデルが「二重貯蔵モデル」そのものです。確かにわかりにくかったかもしれません。今後は気を付けますね。
投稿: 管理人 | 2004.12.06 16:04
この内容をよく理解したい。
投稿: 佐藤澄義 | 2005.08.22 07:11