学習理論・社会心理学 23 均衡理論・認知的不協和理論
▼ 1: 均衡理論(ハイダー)=バランス理論
対人関係の原理の一つとして提唱した理論。他者や対象を評価する際、それと関係した第3の項を含めた均衡状態が重要であるとする。人間はバランス状態を好む傾向があり、もし不均衡が生じたならば、不快な緊張状態に陥り、不均衡の解消と均衡を追及する働きが生じると仮定。
三項とは自己(P)・対象(O)・関連する項(X)であり、態度はそれらを結ぶ+か-のリンクで表現される。心理的に均衡状態(総和が正)は快であり、不均衡状態(総和が負)は不快である。三者間の関係が均衡していない場合は、いずれかの評価を改めることで均衡状態に収集する。
▼ 2: 認知的不協和理論(フェスティンガー)
認知的動機付けに関する理論。均衡理論と類似しているが、より包括的。矛盾した2つの事柄に直面した人は、心理的な不快感を経験し、この不快感を低減するように動機づけられるとする理論(人間は矛盾を嫌うというもの、矛盾すると認知を変更し歪める)。例えば、喫煙と肺ガンは矛盾した状態である場合、「肺がんは40本吸った時だろ、関係ない」と認知を歪め認めようとする。
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