学習理論・社会心理学 26 社会的影響・社会的促進・同調
■ 5: 社会的影響 ■
集団や他者が意図的・非意図的に個人の認知・態度・行動を変容させること。
▼ 1: 社会的促進(オルポート)
傍らに他者が存在することによる個人の活動の促進する現象。また、傍らに他者が存在することによる逆の現象として社会的抑制がある。ザイアンスにより、動因水準の上昇により説明されている。
傍らに他者がいることによるポジティブな態度←→社会的抑制
社会的促進の例として、ただ糸をグルグル巻く「リール巻き実験」がある。一人だと効率悪いが、一緒に作業させると競争したりがんばったりする。社会的抑制の例としては、ピアノの発表会があげられる。いつもはうまく弾けるのに、弾けなくなる。そばに誰かが居ることにより動因水準(=活性度・覚醒度・興奮度)が上昇した結果。動因水準が高い場合、課題が簡単だと成功するが、難しいと失敗。
▼ 2: 同調
集団を設定する規範に添って行動すること。アッシュのサクラを用いた実験が有名。同調行動は集団の凝集性(=まとまりのよさ)により影響を受ける。凝集性が低いとき、同調率は減少する。
アッシュの実験は、まず一本の線を見せ、その後数本の中からどの線が同じ長さか当てる。一人だとほぼ確実に成功するが、複数の人の中にサクラが居ると正答率が激減する。
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