« 学習理論・社会心理学 27 集団行動 | トップページ | 実験的に »

学習理論・社会心理学 28 集団極化現象・リーダーシップ

▼ .1: 集団極化現象
集団意志決定に置いて現れる集団反応が、個々人による反応よりも、一定方向に極端になって現れる傾向。一般的には、個々人の判断や行動傾向、感情などが様々なやり取りを通して、集団全体として強められる。よりリスクを好んだ決定を行うリスキー・シフトと、より慎重な決定を行うコーシャス・シフトがある。

集団極化現象では、個人の微妙な差が拡大されて現れる。個人の意志決定←→集団の意志決定(極端になりやすい)。例えば戦争か同盟かの時、個人なら中立案を出すところだが、集団だと「徹底交戦(=リスキー・シフト)」か「永久同盟(=コーシャス・シフト)」となる。

▼ 2: リーダーシップ
リーダーシップとは、集団の目標達成、および集団の維持・強化のために成員によってとられる影響力行使の仮定である。社会心理学では集団を統率する個人のパーソナリティが検討されてきた。有名な研究にリビット、ホワイト、レヴィンによる民主型・独裁型・放任型のリーダーシップ特性と集団作業効率の関係、三隅(みすみ)によるPM理論とそれに基づく実験的・フィールド的研究がある。

民主型は、多数決で決める。これが一番いいが、第2次世界大戦時の実験であるため、あやしい。独裁型は、リーダーが全て決める。放任型は、リーダーシップをとらず成員にまかせる。

P能力とM能力。Pはパフォーマンス(仕事が出来るか)、Mはメンテナンス(人間関係に気を配れるか)。

【キーワード】
●集団極化現象
●集団意思決定
●リスキー・シフト
●コーシャス・シフト
●リーダーシップ
●民主型・独裁型・放任型
●三隅
●PM理論
●P能力
●M能力
 

|

« 学習理論・社会心理学 27 集団行動 | トップページ | 実験的に »

第09回 学習・社会心理学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10820/1628624

この記事へのトラックバック一覧です: 学習理論・社会心理学 28 集団極化現象・リーダーシップ:

« 学習理論・社会心理学 27 集団行動 | トップページ | 実験的に »