心理学用途集・発達 008 内言・外言
■ 心理学用語集・発達 008 内言・外言 ■
内言とは、音声を伴わない自分自身のための言語であり、思考時に使用される。一方、外言とは音声言語であり伝達の機能を果たす。
ピアジェは、自己中心的な言語が次第に社会化されていく中で、他者への伝達を目的とした社会的言語が発達するとし、「自己中心的な発話」から「社会的言語」へと進んでいくとした。これに対し、ヴィゴツキーは、課題解決中に子どもの独り言が増加することに注目し、内的発話を内言とした。ヴィゴツキーは、ピアジェの提唱する「自己中心的発話」もこの思考の道具としての内言であるとし、他者とのコミュニケーションのために発せられる言葉を外言とした。
※内言は内に、外言は外に、ただそれだけ。気をつけるべき点は、内言→外言か、外言→内言か。
■キーワード
▼提唱者
ヴィゴツキー
▼定義
内言とは、音声を伴わない自分自身のための内的な言語。主に課題解決場面において、思考の道具としての機能をもつ。内言は、内的な発話であるため文章や語が自己本位的であり、省略や極端な短縮がされ、内容が他者に理解できないことが多い。一方、外言とは、他人とコミュニケーションをとる際に用いられる音声言語であり、伝達の道具としての機能をもつ。外言は、意味やその内容に関して、他者への伝達の配慮が払われている。
ヴィゴツキーは、子どもは最初からこの内言と外言とを区別して使用しないとし、子どもが最初に用いるのは外言だけであるとした。ただし、発達とともに外言と内言とに分化していく。その過渡期である幼児期に出現するのが、音声を伴う内言としての「自己中心語」である。この「自己中心語」の音声部分が消去するにつれ、内言として成立する。
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コメント
こんばんは、(*゚ー゚*)
ときどきこのブログを参考にさせていただいています。
それほど内容には差し支えがないと思われますが、
「心理学用語集」が「心理学用途集」になってますので、コメントさせていただきました。
発達検査に関しての記述が充実しているので、助かっています。
臨床心理学はもちろんのこと、発達臨床に関しても、受験に役立ちそうです。
これからも、よろしくお願いいたします。
投稿: 三十路の受験生。 | 2009.10.29 03:22
こんばんは、三十路の受験生。さん。
ご指摘ありがとうございます。そんな間違いをしていたとは!
気を付けますね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
このサイトを役立ててください☆
投稿: 管理人 | 2009.12.13 02:10