心理学用語集・発達 010 具体的操作期
■ 心理学用語集・発達 010 具体的操作期 ■
ピアジェは、子どもの知的面の発達を4つの段階に区分した。
1.感覚運動期(0~2歳前後)
2.前操作期(2~6歳前後)
3.具体的操作期(6~11歳前後)
4.形式的操作期(11歳~成人)
ピアジェは6歳前後から11歳前後までの子どもの思考は、具体的操作によって特徴付けられるとし、具体的操作期とした。6から7歳になると、見かけに左右されない論理的思考が可能となる。前操作期の特長である自己中心性にとらわれず、実際にモノを動かしたり、指で数えるといった「具体的な行動」によって論理的な思考が可能となる。
具体的操作期の子どもは、「AはBより重い」「BはCより重い」といった情報から「AはCより重い」と推論できるようになる。しかしながら、純粋に論理的な関係での推論を行うことはできない。具体的操作期の子どもは、あくまでも現実の具体物によって考えることが特徴である。
■キーワード
▼提唱者
ピアジェ
▼定義
具体的操作期とは、ピアジェは、子どもの認知的発達を4段階に区分して理論づけたうちの1つ。具体的操作期は、前操作期に継ぐ段階で、6歳~11歳前後の発達段階。
具体的操作期では、具体的場面や実際的課題における対象について、見かけに左右されずに論理的な思考が可能となる。しかし、眼前の具体的な事物を操作することによって論理的な思考ができるのであり、抽象概念を用いた論理的思考は形成されていない。
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