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心理学用語集・基礎 047 特性論

■ 心理学用語集・基礎 047 特性論 ■

類型論は、20世紀前半ドイツを中心に研究が行われたが、特性論は、アメリカ中心に研究が行われた。特性論とは、一貫して現れる行動傾向やそのまとまりを特性と仮定し、その特性をパーソナリティの単位とし、それにより各特性の組み合わせにより個人のパーソナリティ特徴が出てくるとする考え方。

この性格の特性を何にするのかは、研究者によりまちまち。アメリカの心理学者のオルポートは、「外向的-内向的」、「支配的-服従的」など14の特性に分類し、これによって人間の性格の特長を記述できるとした。その後、キャッテル、アイゼンクなどが、因子分析などの統計的技法を用い、より科学的に性格特性を選択。

類型論が人間観察に基づき大まかなタイプに分類したのに対し、特性論は統計学的な手法を用い科学的に特性を抽出したと言える。

※特性論には、統計が強く関わっている!
 

■キーワード
▼定義
特性論とは、1900年代前半にアメリカで著しく発展した性格論で、一貫して出現する行動傾向やそのまとまりを性格の構成単位と見なし、各特性の組合せによって個人の性格を記述する立場。性格特性の抽出にあたっては、統計的手法が用いられ、特に因子分析を導入したことにより大きく発展。その後、特性論の研究は質問紙法に反映され、心理テストの開発に大きく寄与することになった。

主な特性論の提唱者は、14の性格特性を抽出したオルポート、16PF人格検査を作成したキャッテル、Y-G性格検査を作成したギルフォード、モーズレイ人格目録を作成したアイゼンクなど。

特性論は、類型論のように中間型が無視されることはない。しかし、組み合わせを重視するため、直感的に理解し難い。また、統計的な手法を用いるため、その分析が難しい。
 

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