心理学用語集・基礎 049 作業検査法
■ 心理学用語集・基礎 049 作業検査法 ■
作業検査法とは、一定の作業を行い、その取り組み態度や作業検査から、被験者のパーソナリティを把握する検査法。「内田=クレペリン精神作業検査」が有名である。
内田=クレペリン精神作業検査は、被験者に一列に並んだ数字を加算する作業を繰り返させ、それによって得られた作業速度の変化を表す曲線(作業曲線)により判断する。
※109257124057120375のように連続した数字を左から、1+0、0+9、9+2、2+7・・・のように加算していく。これを途中に休憩をはさみ何度も行う。
作業量により、性格を判断するところが作業検査法の特徴である。作業検査法は、質問紙法のように意図的に答えを操作しにくいが、その一方で、大まかな性格傾向しかつかめず、細かいところが把握できない。
※ひたすら疲れるテスト。
■キーワード
▼定義
作業検査法とは、一定の状況のもとで一定の作業を実施させ、その作業経過から性格を測定するための心理テスト。長所は、質問紙法同様、多人数に実施可能で、回答を意識的に操作することは困難。言語を用いない検査なので、言語障害のある被験者や外国人にも実施可能。一方、短所は、性格や特長の一面しか捉えられず、判定や解釈に熟練を要することである。
代表的な作業検査方は、内田=クレペリン精神作業検査。早発性痴呆の研究で知られる精神医学者のクレペリンの連続加算作業の研究をヒントに、内田勇三郎が検査化したもの。
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