心理学用語集・臨床 035 ストレス免疫訓練
■ 心理学用語集・臨床 035 ストレス免疫訓練 ■
ストレスに対する適切な対処(コーピング)行動を見につけると共に、予防するための行動を学習する指導プログラム。自律訓練法や筋弛緩法などを用いたリラクセーション・トレーニングによる心身の機能調整、ストレス刺激の評価の修正、対処行動や問題解決法の獲得といった多方面な指導によって、ストレスへの「免疫力」を高めようとする。
ストレス免疫訓練は、次のような段階で実施される。
1.クライエントがストレスの概念をしっかりと理解する(インフォームドコンセント)
2.技能の獲得と、リハーサル
3.フォローアップと追加セッション
ストレス免疫訓練は、不安、怒り、ストレス反応や健康に関する問題など幅広く適用される。
■キーワード
▼提唱者
マイケンバウム
▼定義
ストレス免疫訓練とは、ストレスに対する適切な対処(コーピング)行動を習得するとともに、ストレスに関連する諸問題を予防、および健康な生活習慣を獲得することを目的とした心理療法。ストレス免疫訓練のプログラムは3段階で構成されている。まず第1段階は、ストレス・モデルの理解と習得。心理・教育のためのセッション。次の第2段階は、リハーサル(治療セッション)。リラクセーション法や社会的スキルの獲得といった行動的対処、および否定的な自己陳述の修正といった認知的対処の方策の獲得を目指す。最後の第3段階は、適用訓練(フォローアップ)。実生活のなかで実践することができるための援助を実施する。
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