心理学用語集・基礎 051 特殊神経エネルギー説
■ 心理学用語集・基礎 051 特殊神経エネルギー説 ■
感覚神経系が感覚モダリティに応じて分化していることをはじめて明確に述べた仮説。ミュラーは、感覚は刺激に直接反応するわけではなく、外界の刺激が生じさせる神経興奮の結果として間接的に生まれるものであると考えた。
たとえば、40~50度のものを皮膚の冷点に刺激しても温感ではなく冷感が感じられたり、眼球が圧迫されたときに光を感じたり、音波が耳に達しなくても耳鳴りを感じたりする矛盾した感覚の生起はこの例である。
■キーワード
▼提唱者
ミュラー
▼定義
感覚のモダリティは与えられた刺激の種類によってではなく、どの感覚受容器が興奮したかによって決まる。そしてそのエネルギーは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5感によって異なる性質(エネルギー)をもち、刺激を受けるとその特有の神経エネルギーがモダリティ特有の感覚を生じさせる。
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