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心理学用語集・臨床 089 妄想性障害(パラノイア)

■ 心理学用語集・臨床 089 妄想性障害(パラノイア) ■

妄想性障害は、統合失調症の障害の中で特に妄想が優勢な症状として表れるもの。クレペリンが「内的原因から発生し、持続的でゆるぎない妄想体系である」と定義。症状としては妄想が中心となるため、統合失調症にみられる他の症状(幻覚、感情の平板化、思考障害など)はみられない。また、平均40歳以後と発症年齢が遅いことが特徴である。
 

■キーワード
▼定義
妄想性障害とは、統合失調症の症状の中で、とりわけ妄想が優勢である精神障害である。通常、統合失調症にみられる他の症状、例えば、顕著な幻覚、感情の平板化、思考障害などの症状はみられない。また発症年齢が平均40歳以後と遅いことから、妄想型統合失調症と鑑別される。

妄想性障害は、色情型、誇大型、嫉妬型、被害型、身体型、混合型に区別される。

▼関連知識
※色情型
地位の高い人と自分が恋愛関係にあるという妄想。

※誇大型
神や有名人と特別なつながりをもつとする妄想。

※嫉妬型
配偶者が浮気しているという妄想。

※被害型
他人や組織によって危害を加えられるとする妄想。

※身体型
自分に身体的欠陥があるとする妄想。

※混合型
上記に病型の中の2つ以上によって特長づけられるが、どの主題も優勢でない妄想。
 

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