心理学用語集・臨床 096 エピソード
■ 心理学用語集・臨床 096 エピソード ■
本来の状態から気分が低下または高揚している期間をエピソード(病相)とよぶ。気分エピソードは、以下の4つ。
1.大うつ病エピソード(うつ的な症状)
2.躁病エピソード(躁的な症状)
3.混合性エピソード(うつ的症状と躁的症状が交互にあらわれる症状)
4.軽躁病エピソード(軽い躁的な症状)
■キーワード
▼定義
気分エピソードとは、気分障害における気分症状であり、気分が低下または高揚している期間のことである。この気分エピソードは、症状鑑別にあたっての診断基準となる。
主な気分エピソードは、大うつ病エピソード、躁病エピソード、混合性エピソード、軽躁病エピソードの4つに分類される。
▼関連知識
1.大うつ病エピソード(DSMによると)
・抑うつ気分
・楽しさの減退
・食欲低下
・不眠
・自殺念慮
・自殺企図
など典型的なうつ病相の症状を特徴とする。これらのうつ的症状を5つ以上、2週間継続して発症する事が大うつ病エピソードの基準となる。
2.躁病エピソード(DSMによると)
気分が異常に高揚し、持続的に症状が継続される症状。
・自尊心の肥大・誇大
・睡眠欲求の減少
・多弁
・観念奔逸
・注意散漫
・目標嗜好性の活動
など。基本的に1週間以上持続することが基準。
3.混合性エピソード(DSMによると)
少なくとも1週間の間、ほとんど毎日、躁病エピソードと大うつ病エピソードの基準を満たす症状を特徴とする。混合性エピソードの基準は、大うつ病エピソードの発症期間の基準は除外して鑑別を行う。
4.軽躁病エピソード(DSMによると)
少なくとも4日間、持続的に高揚し、開放的または易怒的な気分が続く症状を特徴とする。躁病エピソードと類似するが、程度が軽く、人間関係や社会生活に影響は及ぼさない。
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