心理学用語集・基礎 073 静止網膜像
■ 心理学用語集・基礎 073 静止網膜像 ■
われわれの眼球は知らずのうちに常に微動いている。その結果、網膜に映し出される対象像も、常に位置を変えている。この微動している網膜を「止め」たときに見える静止像を静止網膜像とよぶ。
1.微動する網膜
→通常の網膜像
→通常通り知覚する(見える)
2.静止する網膜
→静止網膜像
→対象は崩壊、消失、再現を繰り返し、見えなくなる
静止網膜像は、数秒程度で消失しはじめる。その時、何らかの意味ある形ごとに消失していくのが特徴である。例えば、人の横顔の場合、口や鼻、頭といったような意味のあるまとまりごとに処理される。
この現象は、視覚に持続的な微動が不可欠であること、また中枢過程が深く関与していることを意味している。
■キーワード
▼定義
われわれの眼球はある特定のものを見ているときであっても、微動しているため、網膜上では常に対象像は位置を変えていることになる。そこで特殊な光学装置を眼球に装着し、微動が生じても網膜像が一定の位置にとどまるようにして得られた網膜像を、静止網膜像という。
実験によれば、静止網膜像は意味のある単位ごとに崩壊、消失、再現を繰り返し、最後には見えなくなる。これは、視覚に持続的な微動が不可欠であること、中枢仮定が深く関与していることを示唆している。
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