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心理学用語集・基礎 078 反対色説

■ 心理学用語集・基礎 078 反対色説 ■

色覚の三色説(ヤング=ヘルムホルツの三色説)では、それぞれ異なる波長に反応する3つの細胞を仮定し、それらの興奮比率により色の感覚が生じるとした。

3つの物質(錐体細胞)
 ・長波長に反応する錐体細胞:赤(R)
 ・中波長に反応する錐体細胞:緑(G)
 ・短波長に反応する錐体細胞:青(B)

 ・1と2が等しく興奮すると:黄
 ・全て興奮すると:無彩色

この三色説は混色、補色の事実、二大色覚異常を説明するなどの点で優れているが、対比や残像の説明に問題を残している。

これに対し、ヘリングは「黄色(Y)から赤や緑は見えねぇーよ!」という立場に立つ。そのため、赤(R)、緑(G)、青(B)、黄(Y)の4種を原色として位置づけ、赤-緑物質、黄-青物質、白-黒物質の3種の物質が、光刺激により異化、同化という化学変化を起こすことにより色覚が生じると論じた。

4つの物質と異化・同化
 ・赤(R)
 ・緑(G)
 ・青(B)
 ・黄(Y)

 ・赤(異化)-緑物質(同化)
 ・黄(異化)-青物質(同化)
 ・白(異化)-黒物質(同化)

反対色説は三色説と同じく代表的な色覚説だが、現在では両者を統合する段階説が受け入れられている。
 

■キーワード
▼定義
反対色説とは、ヘリングにより提唱された色覚説である。ヘリングは、黄色を見たとき緑や赤を認めることができないという事実から、赤、黄、緑、青の4種を原色と位置づけた。そのようにした上で、赤-緑物質、黄-青物質、白-黒物質の3種の物質が、光刺激により異化、同化という化学変化を起こすことにより色覚が生じると論じた。
 

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