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心理学用語集・臨床 138 アルツハイマー型痴呆

■ 心理学用語集・臨床 138 アルツハイマー型痴呆 ■

アルツハイマー型痴呆は、DSMにおいて認知障害に区分される障害である。1907年、ドイツの精神病理学者A.アルツハイマーが報告したのが始まり。

アルツハイマー型痴呆の脳を解剖すると、脳は全体的に縮んでいる。特に認識をつかさどる部位の萎縮はひどく、色素タンパクが脳にしみついている(老人斑)のが大きな特徴である。

主な症状は、物忘れがひどくなる、同じことを何度も聞く、食事をしたことを忘れるなど、判断力や記憶力が低下し、やがて人を間違えたり場所や時間がわからなくなる。さらに症状が進むと、ものや言葉がわからなくなり、行方不明になったりする。人格面でも変化が起こり、入浴・排泄・食事など日常生活にも支障をきたすようになる。その後、寝たきりになり、死に至る場合も多い。
 

■キーワード
▼提唱者
アルツハイマー(1907年に発見)

▼定義
アルツハイマー型痴呆は、認知障害の1症状で、初老期に多くの認知欠損を発症する進行性の痴呆である。この症状は、脳にアルツハイマー型の変化が生じで、言語障害、記憶障害、見当識障害が始まり、やがて失語・失認・失行が現れる。

アルツハイマー型痴呆は、発症年齢により2つの型に区分される。痴呆の発症が65歳未満であれば「早発型」、痴呆の発症が65歳以上であれば「晩発型」である。

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