心理学用語集・臨床 140 健忘性障害
■ 心理学用語集・臨床 140 健忘性障害 ■
健忘性障害とは、DSMにおいて「せん妄」、「痴呆」と共に認知障害に区分される障害である。記憶が通常の物忘れとは異なるレベルで失われ、社会的・職業的に重大な支障をきたす。
一般的に、発症前後の記憶が障害され、遠い記憶は保持されやすい。健忘には、発病以降の経験が記憶できなくなる「前向健忘」、発病以前の経験が想起できなくなる「逆向健忘」、非意図的に記憶を補完するために生じる「作話」、記憶を間違って想起する「記憶錯誤」などがある。
・前向健忘
・逆向健忘
・作話
・記憶錯誤
健忘性障害は、アルコール乱用と頭部外傷によって見られることが多い。
■キーワード
▼定義
健忘性障害とは、認知障害の1症状で、生活する上で重大な支障をきたすほど記憶が障害される症状である。
健忘性障害の中心となる症状は、新しい情報を学習する能力の障害(前向健忘)と、以前に学習した情報を想起することができない障害(逆向健忘)の2つである。この障害では、記憶の空白を埋めようと作話が生じたり、記憶を間違って早期する記憶錯誤が生じることもある。
健忘性障害の原因としては、頭部外傷等による一般身体疾患と、アルコール乱用による物質誘発性によるものがある。
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