心理学用語集・臨床 143 身体表現性障害
■ 心理学用語集・臨床 143 身体表現性障害 ■
身体表現性障害とは、痛みや吐き気、しびれなどの自覚的な身体症状があり、日常生活が妨げられるものをいう。医学的な説明はできない。
DSM-Ⅳによると身体表現性障害には、以下の4つが含まれる。
・身体化障害と転換性障害
・疼痛性障害
・心気症
・身体醜形障害
これらの症状は、原因や症状の経過が共通していない。ドクターショッピングを繰り返す例があり、困難な患者である。身体表現性障害の原因は、すべて心理社会的なものにより発症し、重症度や持続期間に影響を与える。
身体表現性障害の患者に、身体症状の原因は心理社会的なものであると説明しても効果はない。そのため、患者に対応する医師を1人に集約し、患者の要求に部分的に応じながら信頼関係を結ぶ必要がある。そして、身体症状の原因が心理的な要因であることに気づかせ、患者が進んで精神科を受診するようにしていく。
■キーワード
▼定義
身体表現性障害とは、医学的な説明が見出せないのにも関わらず、身体症状があり日常生活が妨げられる障害である。原因は、心理社会的なものであり、詐病や仮病ではない。
DSMによると身体表現性障害には、身体化障害と転換性障害、疼痛性障害、心気症、身体醜形障害などが含まれる。
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