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心理学用語集・臨床 154 反動形成

■ 心理学用語集・臨床 154 反動形成 ■

反動形成とは、防衛機制の1つで、自我にとって受け入れがたい本能衝動の意識化を防ぐため、その衝動とは反対方向の態度を過度に強調する規制である。

・子供を愛していない親が、そういう自分を認めたくないので必要以上に物を買い与える
・友人に対して腹が立つのに、本人の前では親切でやさしい接し方をする

この様な場合、本人は特別作為的に行動しているわけではないが、周囲から見るとわざとらしく不快な感じを受ける。「馬鹿丁寧」、「くそまじめ」、「強がり」、「しすぎ」、「ぶっている」などがこれにあたる。
 

■キーワード
▼提唱者
フロイト

▼定義
反動形成は、防衛機制の一つであり、受け入れがたい衝動や観念が抑圧され、意識面ではそれとは反対の行動傾向を示すことである。反動形成の過程においては、まず抑圧の機制が働くが、それでは不十分であり、さらに逆方向の力で補完し抑圧を強化する。

反動形成の行動は、過度に丁寧で従順な印象を与えながら、結果的に相手に不快感を残すことが特徴である。また、フロイトは、強迫神経症において反動形成が特徴的であると指摘した。

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第16回 心理学用語・臨床・4」カテゴリの記事

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