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心理学用語集・臨床 155 昇華

■ 心理学用語集・臨床 155 昇華 ■

昇華とは防衛機制の一種で、社会文化的に許容されない本能的な衝動のエネルギーが、社会的に容認可能な行動に変容させ充実させること。置き換えを基本とする防衛機制である。

 ・攻撃衝動の昇華 →スポーツやゲーム・犯罪小説・ギャング映画
 ・攻撃的加虐的傾向の昇華 →外科医
 ・露出的傾向の昇華 →有名になる・際立った服装をする

フロイトは、昇華を「対象リビドーにみられる1つの過程であって、その本質は欲動が性的満足とはかけ離れた、別の目標に突進する点にある」と定義している。

▼昇華の流れ
1.対象リビドーとして対象に向う
2.文化的・社会的理由で禁止される
3.他に振り分けられる(エネルギーの脱性愛化・中和)
4.社会的に承認されるものに向け換えられる(昇華)
 

■キーワード
▼定義
昇華とは、防衛機制の一つであり、抑圧された本能的衝動を文化的・社会的に容認される行動に変容して充足させることである。フロイトは、昇華を「対象リビドーに関係する過程であって、その本質は、本能欲求が性的満足以外の目的に振り向けられた点にある」と定義づけた。

昇華において心的エネルギーは非生産的な用途に消費されるのではなく、社会に有用な活動として消費される。また同時に、文化活動の中に無意識的に充足をもたらすような代理行動を求めるように作用し、文化や社会の原動力となる防衛機制である。

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