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感覚・知覚 011 空間知覚(奥行き知覚)・2

■ 感覚・知覚 011 空間知覚(奥行き知覚)・2 ■

▼ 乳幼児を対象とした奥行き知覚の研究

1. 視覚的断崖(visual cliff)
床面が深く遠く見える高さ(約1m)に透明ガラスがおかれ、その向こうから母親が呼んだときに、乳児がその上にハイハイしていくかで奥行きを知覚しているかどうかを調べた。
→ 6ヶ月児(ハイハイができるようになる頃)は行かない

ハイハイができないくらい小さい子どもを、そのガラスの上に寝かせようとしたときの心拍数の変化を調べた。
→ 2ヶ月でも心拍数が増加し、奥行き知覚をしていることが明らかに

▼ 乳幼児を対象とした視覚能力の研究法

1. 選好注視法(preferential looking method)
乳児の目の前のパネルに2枚の刺激図形を並べて提示し、乳児がどちらの図形を長く注視するかを実験者がパネルののぞき穴から観察・記録(ファンツの実験)。
→ 赤ん坊は人の顔にとても興味を持つことが明らかに

2. 馴化・脱馴化(habituation / dishabituation)
ずっと同じ刺激を提示していると、その刺激に対する注意や反応が減少する(馴化)。そして、新たな刺激が提示されると再び注視反応などの行動が喚起される(脱馴化)。

赤ん坊におしゃぶりを与えて、ある空間解像度のAを見せ、赤ん坊が飽きておしゃぶりを吸い始めたら、違う空間解像度のBを見せる。おしゃぶりを吸うのをやめてBを見たら、違いがわかった(見えている)ということである。

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第29回 基礎篇 感覚・知覚」カテゴリの記事

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