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感覚・知覚 013 運動の知覚

■ 感覚・知覚 013 運動の知覚 ■

対象や自己の静止ないし運動の知覚は、網膜上の情報、身体や眼球の随意的な運動に伴う神経情報運動視差の情報などが中枢で処理された結果と見なされる

▼ (広義の)仮現運動
実際は運動していないものが、運動しているように見える(さらに4つの下位カテゴリー分かれる)

▼ 1. 誘導運動(induced movement)
電車に乗っていいて、駅で並んで止まっている反対方向への電車が走り出したとき、自分の乗っている電車が走り出したように思う

▼ 2. 自動運動(autokinetic movement)
暗闇で静止している光点を見ていると、ふらふらと動いているように見える

▼ 3. (狭義の)仮現運動(apparent movement)
1. β運動(=※ファイ現象)
踏切の警報機のように静止している刺激が、交互に点滅するんを見ていると、いったりきたりしているように見える

※ファイ現象とは
2つの刺激のおのおのは静止状態であるにも関わらず、実際の運動と変わらない、一方から他方への明らかな運動知覚が生じること
→ 2つの点の提示時間間隔をかえると見え方が変わる
 1. 30ミリ秒以下
  :2光点の同時点滅が知覚される(同時時相)
 2. 60〜100ミリ秒
  :滑らかな運動(ファイ現象)(最適時相)
 3. 200ミリ秒以上
  :2光点の継続的な点滅(継時時相)

2. α運動
そのうち図形の大きさの変化を示す場合

▼ 4. 運動残効(motion after effect)
一定方向へ動く対象をしばらく見た後、静止した対象を見ると、この静止対象が順応時とは逆方向に動いて見える現象(滝の錯視などがこれにあたる)

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第29回 基礎篇 感覚・知覚」カテゴリの記事

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