第1章 心理学史 007 ゲシュタルト心理学
■ 1 成立の背景
1.「感覚形式の研究」物理学者マッハ
2.「形態質の研究」エーレンフェルス
3.「現象学的研究」シュトゥンプ
4.「実験現象学」ツビンやカッツ
■ 2 20世紀はじめ inドイツ
ウェルトハイマーは、仮現運動の研究から、感覚は単なる要素の合成では説明できないとし、全体としてのまとまりのゲシュタルト(形態)を重視するゲシュタルト心理学を打ち立てた。
・2つの制止視覚刺激(光点)の交互提示
・自然な運動感(φ現象)・・・自然な感じ
→φ現象は刺激の状態・性質に対応せず、要素に還元できないとし、ヴントに対する実証的な批判を行った(恒常仮定による批判も同じ)。
※恒常仮定とは
要素主義・構成主義・行動主義は全体の部分の寄せ集めであり、刺激の性質と知覚の特性の間には1対1の一義的対応関係があると思い込むこと。
※仮現運動(apparent movement)
2つの静止した光点を適当な時間間隔で継時的に提示すると、2つの光点の点滅ではなく、1つの光点のなめらかな運動印象が得られる。
■ 3 ゲシュタルト心理学の原理
■ 3-1 刺激に対する全体的な知覚
プレグナンツの法則(pregnance law)
知覚するものの形態は、要素とそれが存在する「場」とがダイナミックに影響し合い、与えられた条件の許す限り全体として最もよいまとまりに向かう傾向がある。まとまる。
■ 3-2 刺激間の関係性・相対性の知覚
移調の法則。
例えば、知っている曲を、移調によって全ての音符の位置を変えても、位置関係が維持されることで同じ曲として聞こえる。
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