学習理論・社会心理学 28 集団極化現象・リーダーシップ
▼ .1: 集団極化現象
集団意志決定に置いて現れる集団反応が、個々人による反応よりも、一定方向に極端になって現れる傾向。一般的には、個々人の判断や行動傾向、感情などが様々なやり取りを通して、集団全体として強められる。よりリスクを好んだ決定を行うリスキー・シフトと、より慎重な決定を行うコーシャス・シフトがある。
集団極化現象では、個人の微妙な差が拡大されて現れる。個人の意志決定←→集団の意志決定(極端になりやすい)。例えば戦争か同盟かの時、個人なら中立案を出すところだが、集団だと「徹底交戦(=リスキー・シフト)」か「永久同盟(=コーシャス・シフト)」となる。
▼ 2: リーダーシップ
リーダーシップとは、集団の目標達成、および集団の維持・強化のために成員によってとられる影響力行使の仮定である。社会心理学では集団を統率する個人のパーソナリティが検討されてきた。有名な研究にリビット、ホワイト、レヴィンによる民主型・独裁型・放任型のリーダーシップ特性と集団作業効率の関係、三隅(みすみ)によるPM理論とそれに基づく実験的・フィールド的研究がある。
民主型は、多数決で決める。これが一番いいが、第2次世界大戦時の実験であるため、あやしい。独裁型は、リーダーが全て決める。放任型は、リーダーシップをとらず成員にまかせる。
P能力とM能力。Pはパフォーマンス(仕事が出来るか)、Mはメンテナンス(人間関係に気を配れるか)。
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